まいちゃん…
今朝6時ごろ、長女が14年8ヶ月飼っていたネコの「まいちゃん」が亡くなりました。
昨年の 夏から「糖尿病」と「扁平上皮癌」を患い、今年の夏は越せないだろう…と言われていたのです。
下顎の皮膚組織が殆ど無くなり、臭いの強い膿を滴らせながら、それでも食欲だけは旺盛で、家でもインシュリンを打っていたのですが、最後は病魔に勝てず、1kgちょっとの体重しかありませんでした。
14年8ヶ月前―
ちょうど娘がひとり暮らしを始めた頃に、「まいちゃん」はうちの仕事場にやってきました。
娘のマンションは「ペット不可」でしたので、 ネコが苦手な自宅の姑にも、仕事場で寝泊りしていた主人にも、半年ほど内緒でこっそり飼っていたのです。
娘が仕事場に来れない時は、インフルエンザで高熱を出し、思うように動けない時もトイレや餌の世話をしてあげたのに、長女だけが大好きな「まいちゃん」は一度も抱かせてくれませんでしたね。
窓から侵入してきた近所のネコに腹部を咬まれ、そこが化膿して手術を受けた直後、復讐心に燃えた「まいちゃん」がエリザベス・カラーを付けたままトイレの窓から抜け出し、再びそのネコと大乱闘になって、助けに入った私の服がツメでビリビリに引き裂かれたことも、今では懐かしい思い出です。
その時の現場の事務所の前の公園は、遊戯物をすっかり撤去され、宅地造成されてすっかり眺めも変わってしまいました。
「まいちゃん」
生まれ変わっても、また長女のところに来てあげてくださいね。