家の解体工事…
1ヶ月前…ようやく引越しが終わり、本格的に仕事体制に入ろうとした矢先、今度は季節はずれのインフルエンザにかかり、高熱と吐き気と下痢で1週間ほど寝込んでしまい、その間に予定通り、元事務所(新婚当時初めて買った自宅)の解体工事が始まってしまいました。
熱に浮かされながらも何とか机に向かって、プロット・ネーム・下絵…と仕事を進めていましたが、インフルエンザ特有の関節痛と筋肉痛で、階段の上がり降りはもちろん、普通に歩くことも困難で、それでも解体前の姿をカメラに収めようと、やっとの思いで外に出た時にはすでに塀が壊されていました。
娘たちが生まれた時、区からもらった記念樹の紅葉とカイドウ桜の木は残してもらうことにしましたが、思い出が染み込んだ柱や天井がひとつずつ剥がされていく様を見ていると、何だか胸の奥が痛みます。
これから新しい材料が加わり、見るたびに外観も内装も変わっていくんでしょうね。私も改装されていく家に負けないように、気分を新たに目の前の仕事を頑張ります!