「かぶ」三昧…
主人のゴルフ仲間の方から「かぶ」を大量にいただきました。
「どうしよう…。『かぶ』の料理何か知ってるか?」
「お漬物でも作ったらどうです?」
お姑さんに相談されてそう答えると、朝から早速「かぶ」を薄く切り、塩を振って重石をし、昆布や鷹の爪を混ぜて夕飯に間に合うように準備を進めていました。
そして夕飯時に自宅に帰ると「かぶ」の漬物ばかりでなく、たまたまテレビの料理番組で紹介されていた…という「かぶのグラタン」と料理の本を見て作った…という「海老のすり身を載せたかぶの煮物」も一緒に並んでいました。
「まさに『かぶ』づくしですね。こんなにたくさん『かぶ』をいただいたんですね」
「いや、それが途中で足りなくなって買い足したんや」
「え…? 買い足したんですか?」
「もらった『かぶ』の大きさが不揃いやったから、煮物の方は揃った方がいいかと思てな…」
美味しかったのですが、量が多かったのと『かぶ』の味ばかりでしたので、作ったお姑さんもそれぞれ半分ほど残し、最後は「お茶漬けの素」をふりかけてご飯を流し込んでいました。