集中豪雨による被害…
テレビのニュースでは、連日のように集中豪雨による土砂崩れや、家屋浸水による被害の映像を流しています。
「何故もっと早く避難しなかったのか?」という声もありますが、
「雨さえ降り止んでくれれば…」という気持ちもあったはず。
私もかつて土砂降りの雨の夜、一人で車を運転して長野県の高速道路を走った経験がありますが、バケツの水を前からかけられたような水量で、ワイパーを最速にしても一寸先も見えなくなり、身の危険を感じて減速しようとブレーキを踏んだとたん、車がスピンして横に流され、危うくガードレールにぶつかるところでした。
教習所で習った「ハイドロプレーニング現象」(タイヤの間から水が入り、ハンドルやブレーキが利かなくなり、水の上を滑るような現象)というやつです。
歩いて避難したら貴重品があまり持てないし、家族にとって「家の中が一番安全な場所」だったのではないでしょうか?
亡くなった方には心からご冥福をお祈りしますが、自然現象の脅威を感じずにはいられません…。