取材日…
今日は昼過ぎから夕方まで「イーブック」からの取材がありました。
「なぜ漫画家になったのか?」
「今後どういう漫画を目指しているのか?」
…などの質問を受けながら、仕事机の周りや、インタビュアーのすがやみつる先生とのツーショットの写真を撮られたりしました。
そのうちイーブックのサイトにアップされると思いますので、興味のある方はサラッとご覧ください。
私の上には2人の姉と兄がいましたので、物心がついた頃から家の中に漫画の本が転がっていました。まだ幼稚園に上がる前からその漫画本を広げ、それで文字を覚え、家族や友情の大切さを学びました。
父の仕事の関係で転校が多く、陰湿な「イジメ」から逃れるためには、勉学や運動が人より抜きん出ているか、何か芸をひとつ身につけるしかありませんでした。
見よう見まねで、その日にあったことを日記風の漫画にしたり、自分が読んで感動した本を白いノートにコマを割って漫画化したりしました。
そして中学に上がる頃に石ノ森章太郎先生の「マンガ家入門」という本に出会い、ペンや墨汁を使って描くことを覚え、同人誌の道に…。
主人の存在を知ったのは高校1年の16歳の時。
高校時代は投稿と持ち込みを重ね、卒業してからアシスタントをしながら少女漫画を描き、主人と結婚して子育てが落ち着いてからレディスで描きはじめ、現在に至ります。
…こう答えながら、私の人生って本当に「マンガ道」1本だったんだなぁ…としみじみ思います。自分で描きたいものは何なのか、まだ手探りの状態ですが「生涯現役」で仕事を続けるのが、今の私の夢です。
お土産に、また美味しい「かりんとう」をいただきました♪