ピアノとフルートの発表会…♪
熱も下がり、大勢のアシスタントさん達が集まる中で、今日も黙々と下絵とペン入れ進行中。あと6ページほどなので何とか明日中には仕上がりそうです。
昼前から2時間だけ事務所を抜け出し、フルートのレッスンを受けました。先週も原稿の締切りとかち合って休んでしまったので、今日はピアノを休んでフルートだけにしよう…と軽い気持ちでレッスンを受けました。
「どの曲にしましょうか?」
先生がフルートの楽譜をパラパラとめくりながら曲選びを始めました。
「あれ?来月の発表会、私は欠席ですよね?」
以前、友人達と箱根旅行に行った時、転んで石段で口の周りを切り、まだ唇の右上半分に痛みや腫れが残り、痛みを庇う唇の横から息が洩れて、フルートの音出しが全く出来なくなったのです。
それでもリハビリを兼ねてフルートのレッスンだけはほとんど休むことなく受け、唇の形を変えて少しずつ音が出るようになったところだったのですが…。
「簡単な曲なら大丈夫ですよ。その分、ピアノもやりましょう。大人の女性らしい優雅な曲がいいので、ショパンの『別れの曲』かベートーベンの『月光の曲』あたりはどうですか?」
「ええ~! ちょっと待ってください。発表会っていつでしたっけ?」
「12月20日です」
「え…私12月20日まで忙しいんですけど…」
「今から練習すれば大丈夫ですよ」
「いや…だからその練習する時間がほとんど無いんですけど…」
指を怪我したり、家族の都合などで発表会に出られない生徒さんが続出してしまったので、何とか出て欲しい…と参加申込書を置いていかれてしまったのですが…。
『別れの曲』も『月光の曲』も比較的おっとりした曲ですが、「♯」と「♭」と和音だらけの私にとってはかなり高度な曲です。発表会が1年後ならゆっくり練習も出来ますが…。
大丈夫なのか?
私…。
曲選びはともかく、来月の発表会に参加することにしました…♪