帯状疱疹…
背中の異常に気づいたのは10日ほど前のことでした。
「あれ? 背中が何だか変…」
浴槽に入った瞬間ピリピリした刺激が走り、触れてみると小さな湿疹のようなものが出来ていたのです。
大雪の影響で高速道路が閉鎖されて長野の引越しが延び、それが事務所の引越しとぶつかるため事務所の引越しも延ばすことになり、電話やエアコン工事の変更に追われつつ、不用品の整理や段ボール箱への詰め込み作業にアタフタしている時でした。
猫のレオに噛まれて破傷風の注射を打った時「3回打たないと効果がありませんからね。1ヵ月後と1年後にも忘れないように受けてくださいね」…と言われたことを思い出し、病院に行ったついでに背中の湿疹を診てもらいました。
「あ…これ帯状疱疹ですね」
「帯状疱疹…? ヘルペスですか?」
「ええ、過労が続いたり、ストレスが溜まるようなことがありましたか?」
「あ、ありました…」
「完治するのに今月いっぱいかかりますよ。注射はもちろんのこと、当分お風呂もやめて養生し、しばらく通院してくださいね」
背中に塗り薬を塗られて大きなガーゼを貼られ、飲み薬を出してもらいました。
主人の父が60過ぎた頃ヘルペスになり、「痛い、痛い」と寝込んだことを思い出しました。痛みを感じはじめたのは、それから2日後のことです。
湿疹の範囲が広がり、寝ても椅子にもたれても、湿疹の先にピリピリした痛みが走ります。運悪く風邪まで併発し、熱に浮かされながら少しずつ引越しの準備を進めました。そして今日やっと毎日の通院から開放され、入浴も許されたのです。
いよいよ引越しが始まりますが、今度こそ無理しないように十分睡眠と栄養を摂って頑張ります!