5月生まれのポッキー…
6月に近所の公園で拾ってきた仔猫のポッキーも、もう生後6ヵ月…。首が曲がったまま歩くので「ポッキー」と名付けたのですが…。
「あら、この猫…首だけでなく、成長と共に足や背骨にも変化が出るかもよ」
捨て猫や引取り手のいない犬を数匹家で保護し、動物愛護のボランティア活動をしている知人が、我が家にきて間もないポッキーを見て、そうつぶやいたのは2ヶ月前のこと。
その後成長と共に首の曲がりもそう気にならなくなり、2匹の先住猫とのトラブルも無く、順調に成長していたのですが、先日後ろ足に怪我をしたところが、いつまで経ってもグジュグジュと化膿しているので、昨日病院に連れて行きました。
「足の怪我の治りも遅いのですが、口のところに口内炎も出来ているんです」
「あ…これはひょっとしたら…」
同じような症状の写真を見せながら、動物病院の医者の説明によると、ひょっとしたらポッキーは先天性の「猫エイズ」か「白血病」ではないかと言うのです。
「え…!? 猫エイズって、他の猫に移りませんか?」
「いえ、流血するような激しい噛み合いのケンカをしない限り、移る心配はありません。他の2匹は虚勢手術をしているので、激しいケンカもしませんし、定期的に投薬していれば、それで寿命を縮めることもありませんが、絶対に外には出さないようにしてください。他の病気の免疫力が低下する病気ですからね」
来週また細かい検査を受けることになりました。
我が家は人間もペットたちも、当分病院通いが続きそうです…。
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