美術鑑賞…♪
今日はアシスタントさんがお休みでしたので、友人に誘われて練馬在住の「中村 宏」氏の個展に出かけました。
中村氏は東京造形大学の客員教授で、ダリやピカソが傾倒していたシュルレアリスム(超現実主義)の影響を受け、蒸気機関車・戦闘機・セーラー服の女子学生に偏執的な愛着を抱き、児童文学の挿絵や雑誌の装丁、大学のポスターなどを主に手がけてきた日本の画家です。
青と白と黒の色を使い、まるで漫画の背景のように誇張した遠近法で描く緻密な世界は、幻想的で不思議な空間に誘ってくれます。
小学4年生の時に転校してから、高校を卒業するまでずっと同じクラスだった友人も、地元の教育大学で美術を専攻し、教員生活を経た後、ずっと人形作りに時間を費やしている芸術家で、中村氏と同じ芸術会に属し、東京で展覧会を開くたびに案内状を送ってくれるのですが…。仕事の締め切りに追われ、今まで数回しか出かけたことがありません。
子供の頃、美術品が好きな叔母に展覧会や神社・仏閣に連れて行かれ、よくわからない…なりに絵画や彫刻像の鑑賞の仕方を学んだものですが…。
「何だか気持ちが落ち着くでしょ? 仕事も大事だけど、たまにはガス抜きしなきゃ」
5年ぶりの再会だというのに、帰りの新幹線の時間が迫っている…と言うので、ほんの2時間半で美術鑑賞と昼食を済ませ、次の再会を約束して帰ってきました。
バスや電車を待っている間に、背中や首筋に汗がまとわりつくほど、今日も残暑が厳しい一日でしたが、たまには外出もいいものです。
夕飯の食材や美味しいパンを大量に買って帰りました♪