もうじきクリスマスとお正月がやってくるというのに、残念ながら私はアルコール類は全くダメで、いつもウーロン茶や炭酸ソーダで飲む気分だけを味わっています。

深夜テレビをつけて仕事を進めていると「ビールにちょい足しすると、美味しくなる食材ランキング」…というのをやっていました。ビール大ジョッキ1杯分に対し…

1位～しょうゆ（小皿1）：和風のスープみたいで文句無く美味しい！
2位～黒コショウ（小2）：お互いの上手さを引き立て合っている！
3位～キムチの素（小皿1）：喉ごしのピリッとした感じが刺激的！
4位～卵黄（1個分）：苦味が無くなりまろやかになる！
5位～塩（小3）：泡が増えるので入れ過ぎに注意！
6位～バニラアイス（大2）：ビールの苦味を和らげる！
7位～コーヒー（カップ1）：ビールの苦味にコクをプラス！

ビール好きの人は是非お試しください。

さて、仕事の方ですが、ネーム＋下絵1本分のOKをやっといただき、半分以上リテイクを出されたネームも夕方までに全部直して送り、明日中には返事をいただける予定です。あとは今週中にプロット1本分を上げないと…。

まだ鼻も咳も少し残っていますが、仕事はバリバリ出来る状態まで回復しました♪
「ふくろうのキルト手芸」はお姑さんの新作です。

ぶり返した風邪の薬で、時々意識が朦朧となりながらも、アシスタントさん達が夜10時半まで残業してくれたおかげで、何とか今日締め切りの原稿が上がりました。これで年内締め切りの原稿は残すところあと1本です。

でも1月10日までに上げなければいけない原稿が3本ありますので、何とかそれらも年内に上げておかなければ…。

先週の金曜日までに、それらのプロットやネーム、下絵を上げたのですが、それぞれリテイクを出されてしまったので、明日はその直し作業です。

私の机の後ろにある3台のパソコンでは、連日主人のカラー作業をしているアシスタントさん達が休む間もなく手を動かしています。

12月15日に発売される朝日ジュニアシリーズ「週刊マンガ日本史：10」(定価490円：朝日新聞出版社)の「源の義経」の「壇ノ浦の合戦」に続き、今回は「石田三成」の「関が原の戦い」を製作中です。どちらも兵士や馬が大量に出てくるので、かなり苦労をしています。

そんな中「うちの編集部の年賀状のカット絵を描いてくれませんか？」
…と頼まれたので、自分の年賀状もまだ真っ白な状態だというのに、うちにも来るかもしれない年賀状を作りました。

うちの年賀状のデザインは…？
来年は「寅」だから、やっぱり旦那が描くんだろうなぁ…。

3日前から「風邪」をひいていました。

「インフルエンザ」でも「新型インフルエンザ」でもなく、熱と喉の痛みと鼻水と咳が出る、普通の「風邪」です。

私の場合、1日目で熱が出て、2日目で喉の痛みと鼻水が出て、3日目で咳が出て、3日目の夜にはケロッと治ってしまう…という「風邪3日のルール」があります。

で、今夜はその3日目の夜なので、3日ぶりにお風呂に入ってみましたが、時間をかけて髪や体を洗い、ゆっくり浴槽に浸かってみたのに、その後熱が出たり、咳が出る様子はまったくありませんでした。

やっぱり「風邪3日のルール」は正しかったんだな…。

「ルール」といえば「3秒ルール」というのがあります。

食べ物を床や地面に落としても「3秒以内に拾えば食べられる」…というルールです。
テレビ番組で、その証明をしていました。

ある大学の学食の床に「皮を剥いて表面が濡れているりんご」を落としたところ、「3秒」どころか「30分放置されたもの」でも人間の体に害を与える「菌」は見つからなかった…というのです。

大抵の菌は「胃酸」で壊滅されてしまうそうです。
でも、落としてしまった物は、何となく表面を洗いたくなりますけどね。

さて…仕事の方は、年内に納める仕事はあと2本ほどで終了です。
でもその後、1月5日、7日、10日…と締め切りが続いているので、大晦日のギリギリまで仕事をしていそうな予感…です。

昨夜仕事をしながらテレビをつけていると、ある情報番組で「左回りの法則」を紹介していました。

例えばコンビニでは、入り口から左回りに、雑誌・飲み物・お弁当…などの売れる商品を配置しています。そのように配置した方が消費者の目に留まりやすく、よく売れるからです。

野球や陸上競技のトラックも左回りですし、確かに公園の池の周りをジョギングする時も、ほとんどの人が左回りに走り、右回りに走る人はあまりいません。

「人間の体の右側に重い肝臓があるので、重心を取るために自然に体を左側に傾けるからだ」…という説もありますが、左側には心臓や大きな胃もあるので、それが理由だとは思えません。

ハッキリした原因はわかりませんが、目の前の道が二手に分かれていて、目的地までの距離や条件が同じだとすると、ほとんどの人は「左側」を選ぶそうです。

その方が「気持ちがいい」からです。

逆に右回りをすると「違和感がある」「何となく気持ちが悪い」…という性質を生かして、わざと右回りにしている「お化け屋敷」や「ミステリーツアー」もあるとか…。

考えてみると確かに不思議ですよね。

昨日の朝のことです。
顔を洗おうと階下に下りて行くと、主人が神妙な顔で立っていました。
「今日、女の子（女性のアシスタントさん）来る？」

昨日締め切りの仕上げが少し残っていたので、3～4人来ることになっていました。
「来るけど…何？」
「いや、鳥の死骸を何とかしてもらおうと思って…」

鳥の死骸…？
時代劇のカラー原稿を同時進行で2本進めているので、男の人たちだけでは手が回らなくなり「鳥の死骸の絵を誰かに描いて欲しい」という話なのだろう…と解釈しましたが、ちょっとふざけた回答をしてやろうと思いました。

「何とか…って、死んだ鳥を生き返らせて欲しいってこと？」
「いや、それは無理だろう…。その…死骸を埋めるとか、何とか始末して欲しいんだ」

主人の話によると、朝方の5時半頃、寝ていたソファの足元で「ドーン！」という、すごい音が聞こえたそうです。

こんな朝早く誰も外を歩いていないだろうに、いったい何の音だろう…と外に出てみると、窓の下でウグイスのような小鳥が、ピクピク…と羽を僅かに動かしてひきつっていたそうです。

仕事中いつの間にか寝てしまい、机のスタンドが点いたままだったで、おそらくその灯りを目指し、窓に激突したのではないか…と言うのです。

「可哀想に…。あの音ではおそらく死んでいる。でもその死骸を、俺も下の男の子たちも始末することが出来ないと思う」

そこへ、いつも他の人よりの30分早く来るアシさんがやってきたので、話をして窓の下に2人で行ってみました。

…でも、そこには鳥の死骸は無く、鳥のフンがひとつ落ちていただけでした。
「死骸など無かったよ。フンがひとつ落ちてただけだよ」

「そうか…。じゃあ気を失っていただけで、気がついてどこかに飛んで行ったのか…。ああ良かった…。きっとショックでフンが出てしまったんだろうな。どこかでタンコブをつけて飛んでいる鳥を見かけたら、よろしく言っといてくれ」

よろしく…って。
本当にこの人は漫画家になるために生まれてきたんだな…って、つくづく思いました。

カラー原稿は手塗りの他に、用途に応じて「Photoshop」や「ペイントツールSAI」などを使ってデジタルで色塗りしているのですが、9年前に購入したメインマシンのモニターが衰え、印刷した物とかなり色具合が違うので、思い切って液晶のモニターに買い換えました。

ネットで調べたら「三菱23型の液晶モニター」が、年末のボーナスシーズンに合わせて値下げされ、何とたったの20,800円…！

知り合いが数年前、120,000円で購入したものと同じ機種です。
「安いぶん、それなりのモニターなのだろう」と、1台だけ購入して設置してみました。

おお…！
すごいぞ、ワイドサイズ…！
A4サイズの画像を2枚横に並べてゆったりと比較できるし「Photoshop」のパレットやアイコンを左右に移動し、のびのびと作業が出来ます。色具合も調節できるし、わかりやすく、使いやすい…！

モニターが薄くなった分、手前にキーボードを置き、キーボードが置いてあった場所にはA4サイズのペンタブが置けます。

私のパソコンはもうすでに液晶モニターに買い換えているので、20,800円なら…と、アシスタントさん用のパソコンのモニターも、新たに2台分購入することにしました。

これで年末年始のハードな仕事を、快適に乗り切ってくれますように…！