喜寿のお祝い…♪
今日はお姑さんの満77歳の誕生日なので、義姉夫婦やうちの家族が全員顔を揃え、お料理を自宅に運んでもらって「喜寿のお祝い」をしました。
77歳といっても、同居してから20年…自宅の家事は全部こなし、毎朝事務所の掃除やゴミ出しもし、老人会の会長、町内会の役員、区の役員を務めるかたわら、週1回手芸教室の講師を務める…という疲れ・病気知らずのモーレツおばあちゃんで、うちの娘たちはほとんどお姑さんに育てられた…と言っても過言ではありません。
8月に生まれたばかりの孫も、私や娘の手に負えない時も、このお姑さんに抱っこされると、まるで魔法にかけられたように「コテッ」とおとなしく寝てしまいます。
手芸ばかりでなく、洋裁も和裁も編み物も出来るので、うちの娘たちや私ばかりでなく、義姉たちも服の綻びや寸法の直しを頼みに持ってきます。そして僅かな時間でササッと直してしまうのです。
「あ…このミシン、もうあかんな。ジグザグ縫いが出来んようになってしもたわ」
先日ミシンを使っていたお姑さんがそう言うので、喜寿のお祝いに新しいミシンを買ってあげました。
義姉はタオル地で作った軽めのバッグを、うちの娘たちは扇子や手鏡や縮緬の風呂敷、スタンド付きのアルバムなどをそれぞれ贈り、どれも欲しかったものばかりだと、とても喜んでいました。
老人会で親しくしているお姑さんのお友達は、年明け早々「茶寿」(満108歳)を迎えますが、お姑さんも間違いなく「茶寿」を無事に迎えるような気がします。