崖の上のポニョ♪
昨日リテイクされたネームが夕方までに上がり、何とか「OK」がいただけました。
すぐに下絵に入りたいところですが、先に2日前に上げたネームのペン入れを明日までに済ませなくてはいけません。上がるかどうかわかりませんが、その後も次の締め切りが詰まっているので、何とか頑張らねば…!
ところで劇場公開前に、テレビで何度も予告篇が流れていた「崖の上のポニョ」
「♪ぽ~にょ ぽ~にょ ぽにょ さかなのこ♪…」 という歌詞とメロディが耳に残り、いつのまにか口ずさんでしまう、ちょっと童話っぽいストーリーの宮崎アニメ映画ですが、この「ポニョ」という名前は、主人公の男の子がつけた愛称で、本当の名前は「ブリュンヒルデ」という名前なのだそうです。
この「ブリュンヒルデ」という名前は、ワーグナーの楽劇「ワルキューレの騎行」の中に出てくる、ヴォータンとエルダの長女の名前です。
ヴォータンには「ブリュンヒルデ」を長女とし、ゲルヒルデ、オルトリンデ、ヴァルトラウテ、シュヴェルトライテ、ヘルムヴィーゲ、ジークルーネ、グリムヒルデ、ロスヴァイセの9人の娘がいました。
この娘たちは父から「ワルキューレ」(勇敢に戦って戦死した王や戦士を神界へ集める)という役を与えられ、兜を被って手に槍を携え、空飛ぶ馬に乗って人間の戦場を翔け巡っていたのです。
ところが父・ヴォータンの命令に背いてしまったため、ブリュンヒルデは神々の世界から追放され、ヒンダルフィヨル山の火炎に包まれた盾の城の中で眠りにつかされてしまいます。
これから「崖の上のポニョ」を観る人は、この背景を頭において観ると、より内容が楽しめるそうです。