26日の土曜日の夕方、私の誕生祝いをしてくださる…という某編集部のご招待で、神楽坂の京料理店に出かけました。
日焼けしないようにしっかり化粧をし、慣れないスカートとヒールの高いサンダルを履き、うだるような暑さが残る中、バス、私鉄と乗り換え、地下鉄を待っている時点で、1時間も早く家を出てしまったことに気がつきました。
しかも乗り継ぎが良すぎて、1時間半前に集合場所に着いてしまったので、アーケードの外に並んでいたテーブルと椅子をひとつ陣取り、ノートを広げて次のプロットを考えながら、時間を潰すことにしました。
それにしても今日は道中、浴衣を来た男女がやたらと目につきます。隅田川の花火大会だけでなく、どこかの盆踊りでもあるのかな…と時々手を止めて眺めていると、やっと担当さん達が現れました。
お店を目指して歩き始めた坂の通りに、浴衣を着た男女ばかりでなく、半被を着た子供や大人、そしてカメラを手にした外人まで大勢集まっています。
「ひょっとしてお祭りですか?」
「そうですよ。TVドラマの『拝啓、父上様』の中で、嵐の二宮クンと関ジャニの横山クンが時々遊びに来ていた『毘沙門天・善國寺』のお祭りです。そろそろ始まりますよ」
説明を受けていると、並んでいた半被や着物姿の人たちが、一斉に「阿波踊り」を踊りだし始めました。高円寺の商店街のお祭りでも阿波踊りを恒例にしていますが、阿波踊りって「本場の徳島」だけのものでは無かったんですね。
神楽坂の阿波踊りは今年で37回目で、阿波踊りだけでなく、笛や太鼓の一般参加も出来るそうです。