何とか月曜日の朝締め切りの原稿が夕方までに上がり、夜のうちに宅配便で送ることが出来ました。

ホッとして横になりテレビ放映の「アナコンダ2」を見始めたのですが、このまま寝てしまったら恐ろしい夢を見ることになると思い、先日見損なった「AL WAYS 続・三丁目の夕日」のDVDを仕掛けて見始め、予想通り途中30分ぐらい陥落してしまいました。

この1週間忙しいスケジュールの中、土曜日の午前中にストレッチ体操に参加して筋肉運動をしっかりした後、「国際マンガサミット京都大会」の準備委員として、池袋でのミーティングに参加して来たのですが、池袋行き電車に乗ろうとした時のこと…。

ホームに入ってきた見慣れない電車に「渋谷」と表示されているではありませんか…！？ ちょっと待って…。行き先が「渋谷」ってことは…この電車「副都心線」ってこと…？

テレビで流れていたニュースによると、6月14日に開通した「副都心線」は、渋谷から池袋までを山手線と平行に走る地下鉄で、利用客の多い駅の朝夕の混雑を、少しでも緩和しようという意向で作られたもの。

それが池袋から、小竹向原⇒成増⇒和光市…と東武東上線の駅まで延び、埼玉県南西部方面から都心を繋ぐ路線だということは知っていましたが、何故それが西武池袋線を走っているのでしょう…？

調べてみると、どうやら「小竹向原」の駅で和光市に延びる東武東上線と、練馬や所沢方面に延びる有楽町線・西武池袋線とが相互直通運転されることになったらしいのです。

…ということは、家からバスで5分の最寄りの駅から、副都心線に乗って、雑司が谷や明治神宮まで乗り換え無しで行けるってこと…？

さらにこの副都心線…2012年には渋谷から東急東横線と繋がって、横浜方面まで行けるというのです。

…ということは、ひとつの電車に乗ったまま、居眠りして目が覚めたら、横浜の中華街に着いている…ってこと？

そんなことになれば、最近あまり車の運転をしなくなった私は、ますます車に乗らなくなり、車をやめて電車だけを利用するようになるかもしれません。ガソリン代も上がり続けているし、地球の温暖化防止にはいいことです。

今回は乗れませんでしたが、時間がある時に是非この副都心線に乗り、今まで歩いたことのない街を散策したいと思います。

昨日の朝までに先日の残り13ページ分の原稿を上げ、すぐに次の40ページに取り掛かって今日の夕方までに上げました。

もう1本今日締め切りの原稿があったのですが、物理的に不可能なのと、連日3時間ほどの睡眠時間で疲労が重なり、机に向かい続ける集中力と根気が限界にきていたので、交渉して月曜日の朝まで待ってもらうことにしました。

明日はアシさん達はお休みですが、背景はほとんど入り、人物のペン入れもあと17ページほどなので、日曜日にみんな集まれば、夜までには何とか上がりそうです。

自宅の新しい下駄箱の上が、スッキリ整理されていました。何十年も前の懐かしい人形もありますが、玄関先の飾り物はこのぐらいが限界かも…。

ところで、主人が接待ゴルフでミッキーマウスの人形を貰ってきました。
ぬいぐるみかと思ったら、ゴルフのヘッドカバーだそうです。

何年か前にも、ゾウやライオンのヘッドカバーを貰ったことがあり、飾るには安定が悪いし、ヘッドカバーとして使うには幼稚過ぎるし、収納すれば邪魔だし…で、小さいお子さんがいるお宅にあげてしまったことがあります。

それを知って「個性的なキャラ物の方が、自分のバッグを探す時の目印になるのに」と、ずっとチクチクと責められています。

車の運転席の前に、ドナルドダックを置いているのも、広い駐車場で自分の車を探す際の「目印」なのだそうです。

…ということは、自宅の居間の出窓に、UFOキャッチャーで取ったぬいぐるみを「てんこ盛り」に飾ってあるのも、遠くから自分の家を探す時の目印だったのでしょうか…？

今日締め切りのネームが、何とか夜までに2本分上がりました。

このネームにずっと取り掛かっていたので、今日アップ予定の原稿の残り13ページがどうしても上がらず、交渉して明日夕方まで待ってもらうことになりました。

明日は夕方と夜9時からと、2件打ち合わせが入っているので、それこそ寝食を惜しんで下絵やペン入れに励まないと、今週末までに2本分上げるのは、難しいかもしれません。

買い物に出かけたり、家族を病院に連れて行くのに付き添った時は、ほんの2～3時間で6,000歩以上も歩いたのですが、仕事が忙しくなると机にほとんど張り付いたままなので、朝起きてから夜寝るまでの万歩計の数字は、1,500歩ほどしか示していません。

締め切りから開放されたら、また徘徊しなくっちゃ…！

上の娘が引っ越すことになり、自分で買ったお気に入りの下駄箱が新しい家に収まらないので、そちらで引き取って欲しい…と言われ、宅配便で運ばれてきました。

自宅にも事務所にも、収納力抜群の造り付けの下駄箱があるので、最初は「要らない」と言っていたのですが、見に行くと民芸調の、どこか懐かしい雰囲気の下駄箱です。

捨ててしまうのはもったいないので、狭くなるのを覚悟で、自宅玄関の下駄箱の向かいに置いてみました。玄関先で話すお客様が、何か書き物をするにもちょうどいい広さですし、上がる時に手を添えるにもちょうどいい高さです。

最初に見た時は何も置いてなかったのに、次に見た時はお姑さん手作りの「アメリカンフラワー」の鉢が置いてありました。次に見た時はつがいのフクロウの人形が置いてありました。そして先ほど見た時は、手作りの敷物とガラスの花瓶が置いてありました。

中には何を入れたんだろう…と覗いてみたら、ゴキブリ退治やサビ止めなどの缶がいくつも並んでいました。

目線の低い手ごろな高さの収納しやすい家具を、一番望んでいたのはお姑さんかもしれません。この下駄箱の上が、お姑さんの作品や全国の土産物で、いっぱいにならなければいいのですが…。

（↑昨日山形から送られてきた「佐藤錦のさくらんぼ」です。甘くて大粒で
艶々していて、食べ始めたら止まりませんでした）

さて、予定通り今日中に50pの原稿が上がり、次のプロットも1本半出来たので、自分で時間を作って少し運動しようと思い、夕食後雨が降る中、ウォーキングをしてまいりました。

夜中にひとりで公園の周りを歩くのは怖いので、まずお茶を買うためにコンビニに行って一度事務所に戻り、スーパーマーケットに行って明日のおかずと果物を買って戻り、最後にドラッグストアに行って、猫ちゃんの餌や薬品・洗剤などを買って帰りました。

玄関を出る前に万歩計を付け、1時間半ほどかかって帰ってきたら、4,000歩ちょっとありました。品物を探しながら店の中を歩くのも、結構な運動量です。しかも傘を差して両手に荷物を持って歩くので、腕の筋肉もかなり使います。

事務所に帰ってから、買ってきた洗剤などを収納するために、物入れBOXや脱衣カゴなどを掃除し始めたら止まらなくなり、2時間ほど脱衣所と浴室の大掃除までしてしまいました。

いい汗をかいた後、入浴剤入りのお風呂にゆっくり入ったので、今夜は早く眠れそうです♪

（↑お姑さんの最新作です）

朝8時前に起きてお風呂に入り、スッキリした気分でストレッチ体操に出かけたのですが、今日はジメジメしていたのにエアコンを止められ、結構ハードな筋肉運動が多かったので、頭からシャワーを浴びたように汗が止まりませんでした。

帰って着替えた時に体重を測ったら、出かける前に測った時より1kg近く体重が落ちていました。これで「痩せたい！」「歩きたい！」欲望は一気に解消されましたが、あとは「遊びたい！」欲望…。

先日、電話がかかってきた先輩の言葉をふと思い出しました。その先輩は今はあまり漫画を描いていませんが、漫画の描き方を教える講師の仕事をし、毎週東京から大阪まで通っています。

「それでもね、こうして漫画に関わる仕事をずっとやってこれて、良かったと思っているの。だって自分の好きな仕事なんだもん。定年退職もないし、自分の好きなことをやって生活できるなんて、すごく幸せなことだと思う」

久しぶりに「ビッグコミック」に執筆された、ちばてつや先生の自叙伝の漫画の中に「赤い虫」というのが出てきます。

日夜仕事に忙殺され、やっと眠りにつく時に「赤い虫」が背中を這う感覚に襲われ、その虫が這いながらどんどん大きくなり、途中で風船のように破裂してしまうところで目が覚め、恐怖でなかなか眠れない…という毎日を送っていた先生が、担当さんに誘われてキャッチボールをしたところ、ものすごい汗をかいて嘔吐と熱で大変な目に遭うのですが、どういう訳かその「赤い虫」を感じなくなった…という内容だったと思います。

以来、野球チームを作り、仕事の合間に練習や試合に励んで来たそうですが、遊びの時間は「自分で作リ出すもの」で、与えられるものではないのかもしれません。

今回は温泉に行けなかったので、浴槽に入浴剤を入れて温泉気分を味わうことにします。

主人や娘のところのアシさんも手伝いに来てくれ、50ページの原稿のペン入れも、残すところあと13ページ。

本当なら人物のペン入れだけでも今日中に終わらせる予定でしたが、今日締め切りのプロット（脚本）があったので、昨夜は3時過ぎまでその作業に追われ、何とか今日中に終わらせました。

その合間に、紛失した主人の原稿のデータを、2巻目の単行本を解体して制作開始。1200の解像度スキャナで取り込み、B4サイズに拡大してゴミ取りの作業をアシさん達に頼んだのですが、25日までに400ページ分渡さなければいけないので、4人のアシさんはその作業にかかりっきりになりそうです。

50ページものが日曜日の夜締め切りで、携帯配信用の18ページものが月曜日の夜締め切りなので、明日は原稿を仕上げるアシさん達はお休みにし、ひとりでその次のプロットやネームに取り組みます。

「朝バナナを食べたら痩せた」とか
「犬の散歩に行くようになったら痩せた」とか
「水泳を始めたら肩こりが無くなった」
…という周りの声を聞きながら、私はひとり太りまくり＋肩こりまくりです。

明日と明後日は、昨年一緒に同窓会の実行委員を務めた高校時代の旧友たちと、湯河原に温泉１泊旅行に出かける予定でしたが、ここのところ急に仕事や雑用が増えたおかげで、私ひとりキャンセルすることになりました。

仲間たちとの新年会にも、私ひとり出られなかったので「次回こそ絶対に参加してね」という、ややお叱りのメールをいただきましたが、次回っていつなんでしょう…？

何ヶ月も先の計画よりも「明日、温泉に行くけど空いてる？」って誘われた方が参加できそうな気がします。

う～ん、どこか遊びたい！
部屋の中以外を10分以上歩きたい！
明日のストレッチ教室…休もうかと思ったけど、やっぱり参加しようかな…。

昨夜遅くまで人物のペン入れを進めましたので、今日は次々と原稿が仕上がる予定でしたが、来月発売予定の主人の再録本を出す準備で、仕上げのアシさん4名の手が取られ、思うように仕上がりませんでした。

そんな中「先生！ 2巻目に収録されている原稿が全ページ見つかりません」…と主人の原稿を整理していたアシさんが申告してきました。

その作品は主人がデビューしたS社で最初に単行本化され、その後K社で分厚い豪華本が出されたのですが、S社の2巻目に収録されていた作品が、K社では丸々掲載されていませんでした。

1話が20ページ前後の、読み切りの刑事ものなので、途中が抜けたり、順番通りに掲載されなくても、話が繋がらないことは無いのですが「S社から引き上げた時に、2巻目だけ紛失されてしまったの？」…と、主人に聞いてみると、何故か口を濁します。

あとからよくよく聞いてみると、主人の大ファンだったアシさんが、辞めて故郷に帰る時に、2巻目の原稿を丸々持ち帰ってしまった…と言うのです。

他のアシさんたちと色々と問題を起こすトラブルメーカーだったので、原稿を諦めて、深追いをしなかったそうです。

「そうか…。原稿ってそういう無くなり方もあるんだね…」
「そういえば…先日出版社で開催されたゴルフ大会で、その日初めて会った若い漫画家さんに『先生の生原稿、大事にうちに飾ってあります』って言ってたけど、それはどこから手に入れたんだろう…？」

謎の多い業界です…。

頭の中ではセリフも絵も浮かんでいるのに、医療関係ものは専門的な機材や注訳が多く、ネットで調べながらの作業なので、なかなかネーム（コマ割り）がスラスラ進みません。

昨夜2時過ぎにネーム用紙を握りしめたまま気を失い、朝6時過ぎに飛び起きて再び机に向かい、ピアノのレッスンをキャンセルして、フルートの時間を11時半に変更してもらって、やっと11時20分に50ページのネームが完成しました。

急いでコピーを取ってFAXで編集部に送り、フルートのレッスンを受けた後、昼食の「肉うどん」を流し込み、ストレッチ体操教室に向かってパンパンに張っていた肩や腕の筋肉を揉み解し、3時に事務所に戻ったら、担当さんからちょうど「ネームOK」の連絡が入ったところでした。

同時進行していた携帯配信用の描き下ろしの下絵も「OK」をいただき、明日から休みを取っていたアシさん達も復帰しますし、一気に原稿が上がります。

どの漫画家さんもそうだと思いますが、話を考えたり、調べたり、脚本を作ったり、それを元にネームを作ったり…という過程が、一番時間がかかり、一番苦しむ嫌な時間です。

この間はテレビも見ず、雑誌も広げず、人の話し声や音楽の音も気になるので、音の無い世界で、ひたすら自分との孤独な戦いを繰り広げていますが、そこをクリアしてしまえばこっちのものです。

撮り溜めたテレビ番組もバンバン見ますし、音楽もガンガンかけ、アシさん達ともしゃべりまくります。

月曜日の朝までに全部出来上がるかな…？

朝起きたら何とか熱も下がり、午前中は税理士さんと、帳簿や通帳を広げながら色々打ち合わせをし、午後からは主人の仕事関係の人と、メールや電話で打ち合わせ…。

契約書に目を通したり、添付ファイルで送られてきた資料を次々印刷してまとめたり…その間ちっとも自分の仕事が進みません。

「あの…今日送られてくる予定のネームですが…」
夕方、担当さんから遠回しの催促の電話がかかってきました。
「本日FAXのメンテナンスを行なっておりますので、こちらの番号の方に送って下さい」

「わかりました」
…と言ったきり、今日中に送れませんでした。

女性の病気をテーマにした内容で、目を背けたくなるような写真を見ながら、真剣に資料を読んでしまいました。

私の姉妹や親戚・友人・知人たちが、40歳を越えたとたんに次々にこれらの病気にかかり「手術が上手くいった」「何とか再発しなくてすんだ」という喜びの声を聞きながら「別に命に別状はないんだ」…と、軽く受け止めていました。

幸い私は「乳ガン」にも「子宮ガン」にもかかったことはありませんが、明日はわが身かもしれない…と思うと、人事ではすまされません…。

手元に健康診断の申込書のハガキが届いていたので、早速申し込むことにしました。

辛い話ではありますが、このネーム、明日中には絶対に完成させないと…。