今日も発熱中…!
今日も朝から発熱中…!
夜早く寝たので朝早く起き、風邪薬を飲むためにしっかり朝食も摂りましたが、その風邪薬が効いたのか、布団の中でシャープペンシルとプロット用のノートを握りしめたまま二度寝していました。
「ピンポーン、ピポーン」
インターホンの音で目が覚めました。時計を見ると9時過ぎです。今日はアシスタントさん達は上も下も全員お休みですし、宅配や郵便なら、階下で寝ている主人が出てくれるだろう…と布団をかぶり直したのですが、一向に出る気配がなく鳴り続いています。
主人の方は昨夜が修羅場で、アシスタントさんが数名残って徹夜していたので、インターポンの音に気がつかないぐらい爆睡しているのかもしれません。パジャマのまま階段を降り、インターホンに出ました。
「あの…司法書士の○○です」
ボンヤリした頭の中で数日前の電話の記憶が蘇りました。
「今度『会社法』が変わりましたので、書類を持って『役員任期変更』の手続きに伺います。いつがよろしいですか?」
その時確か「朝10時からアシスタントさんが来るので、今週の金曜日の朝9時半に来てください」…と日時を指定したのです。
「すみません…! すぐ支度をするのでお待ちください!」
鏡を見ると髪が池中玄太(知っている人にしか通じませんが…)のように跳ね上がり、顔も目もパンパンに腫れあがっています。
取り合えず、パジャマのまま玄関ドアを開け、仕事場に通してポットを覗いたらお湯が空っぽでしたので、ヤカンでお湯を湧かしている間に顔を洗い、髪の乱れを直してお茶を出し、何とか事務処理を終えたのですが、その司法書士さんが帰ってから、パソコンや携帯のメールチェックをして返信を済ませた後、再び睡魔に襲われました。
夕方締め切りのプロット出来るのかしら…?
…などと心配しながら布団に入り、ふと目を覚ますと5時10分でした。
暗い部屋の中で朝の5時なのか、夕方の5時なのか…とボンヤリ考えました。
もし朝の5時なら、担当に連絡もせずプロットの締め切りを無視したことになりますし、夕方の5時なら急いで「今日のうちに出来ません」と連絡をしないと、担当さんが夕方から日曜日の夜まで実家に帰ってしまうので、連絡が取れなくなってしまいます。
テレビを付けたら朝ではなく、夕方の5時であることが判明…! 6時がタイムリミットでしたので、すぐに担当さんに電話をかけました。ひどい鼻声と連発出るクシャミとで、多くを語らなくても体調が悪い事を察してもらえました。
「今多いんですよ。風邪をひいている漫画家さん…。月曜日で構いませんのでゆっくり寝て体調を整えてください」
夕飯からやっとご飯が食べられるようになりました。
明日までには完璧に治さないと、GW進行にかかっている締め切りが、かなりきつくなりそうです。