信楽焼の狸…
夕方までに無事に原稿も上がり、次のネームも何とか夜までに上がりました。ネームの返事は明日になるので、休むことなく明日の夜締め切りの次のプロットを進めているところです。
仕事場の玄関先では、娘が生まれた時に役所からいただいた記念樹のカイドウが、今にも弾けそうな蕾を膨らませ、冷たい春雨に耐えながら、花が開く時期をじっと待っています。
昼食後、気分転換にカイドウの蕾を写真に撮りながら、仕事場の車庫の後ろにある庭でも何かの花が咲いているのでは…と、車と自転車の狭い空間をすり抜けて覗きに行くと、小さな枯れ山水の植え込みの中から、娘が小さい頃に買った「信楽焼(しがらやき)の狸」が2体、ちょこんと覗いている姿が目に入りました。
いつも私の車がスッポリ車庫に入っているので、昔この仕事場が自宅だった頃に作った庭も、なかなかゆっくり眺めることが出来ませんが、やっとヨチヨチと歩き始めた娘が、白い小石をシャベルにすくって遊びながら、狸の置物に話しかけていた光景を懐かしく思い出しました。
こんな車の陰にいたんじゃ誰の目にも留めてもらえないね…と、そのうちの一体を仕事場の玄関先に移動することにしました。
古い置物なのに、何だか玄関先がパァ~っと明るくなりました♪