春風にのって…
ここのところ、打ち合わせやら新春会やらで、バスに乗って、電車に乗って、地下鉄に乗って、突風の中を歩いて…と、何かと外出することが多かったのですが、いつまで経っても風邪が治りきっていないことに気がつきました。
下を向いていると、ポトッと鼻水が落ちたり、くしゃみが止まらなかったり、コンタクトレンズを入れていると目の中がゴロゴロと痛く、外した後も白目が痒かったり…という症状なのですが、熱は下がり、咳もすっかり止まっているのです。
…で、テレビの天気予報などを見ながら『これって風邪ではなく「花粉症」の症状じゃないの?』…と、思い立ちました。
子供の頃から、食べ物の好き嫌いはありましたが「何かのアレルギー」というものはひとつもありませんでした。
…なので病院の問診表では、いつも「なし」という箇所に丸をつけるだけで楽ちんだったのですが、もしこの年になって「花粉症」なるものの患者になったとしたら、色々と厄介です。
花見にも行けませんし、春先の外出時には、マスクとティッシュが手放せなくなります。耳鼻咽喉科の病院に朝早くから並び、毎週注射を打ったり、毎日薬を飲まねばならなくなるかもしれません。
周りの花粉症の患者達は、仲間が増えるのが嬉しいのか「絶対それ花粉症だよ」と言い切りますが、こんなことで連帯感を持ちたくありません。
どうか「花粉症」ではありませんように…と願いつつ、もうしばらく様子を見ることにしました。