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2013/2/3 日曜日

少しずつ復活…!

Filed under: 嫁・姑情報 — Reiko @ 14:56:32

姑の意識が混沌としてから早1ヶ月…。

その間なかなか咳が抜けないので、あちこちの病院に連れて行き、レントゲンやMRI・血液検査を受け、肺炎にかかっていたことがわかりました。

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「肺に影が出来ています。咳をした時、痛かったでしょう?」
「痛かったような気もするけど…忘れてしもた…」

もともと小柄な人ですが、雑炊や野菜スープ・魚の煮つけなど、何を作ってもひと口しか食べてくれないので、体重が34kgを切ってしまったのです。

「熱や咳が落ち着いたら、何でも意欲的に食べないと体力が弱ってしまいますよ」
「私はもうこのまま死んでもええんや…。注射や入院だけは勘弁してな…」
そんな私と姑の会話を聞いて、医者が喝を入れてくれました。

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「家で妙な死に方をしたら家族が困るでしょ!? いいですか? ちゃんと口から物を入れてよく噛んで、喉を通って胃の中で消化しないと、咀嚼力も消化力も弱ってしまいますよ。お腹や首に穴を開けて管で食べ物を入れ、一日中ベッドで過ごす生活なんてイヤでしょ!?」

「は、はい…イヤです…」
医者は側にいた私に小声でこう言いました。
「脳梗塞の場合、認知症が徐々に…ではなく、風邪や怪我などをきっかけに階段状に進んでいきます。これから少しずつ忘れていくことが増えていきますが、家事を全部取り上げてしまうのではなく、本人がヤル気を示したことは手伝わせてください」

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その後もしばらくは居間のソファに横になり、朝から晩までテレビを見ていましたが、少しずつ食べ終わった食器を片付けたり、モップで床を掃いたり出来るようになりました。
近い将来、自分にも訪れる姿です。

「老いることは恥ずかしいことではないんですから、何でも『出来る』ではなく、手を貸して欲しい時は遠慮なく言ってくださいね」

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一昨日は40日ぶりに美容院に連れて行きました。

2013/1/7 月曜日

新たな1年…

Filed under: 嫁・姑情報 — Reiko @ 18:09:49

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

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昨年は「脳梗塞」で倒れた姑や「糖尿病」の主人の付き添いに始まり、夏の健康診断で「甲状腺ガン」の疑いありと言われて都心の専門病院に通い(結果ガンではありませんでしたが…)、年末には突然襲われた「五十肩」と「頚椎椎間板ヘルニア」の治療で、仕事机の前の椅子より、待合室の椅子に座っていた時間の方が多かったのではないか…と思われるような、病院通いの1年でした。

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今年こそは何事もありませんように…と願っていたのですが、年末からの風邪をこじらせた姑が、熱が下がっても「もの忘れ」がひどくなり、家事がまったく出来なくなってしまったのです。

「脳梗塞」の症状が進んだのか、少しずつ洗濯や買い物が出来なくなり、年末からは料理も片付けも掃除も出来なくなりました。

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その分、私の仕事が増えて忙しくなりましたが、姑と同居する時に「家事と家族の世話はするから、あんたは仕事に専念しなさい」と言われてから24年…。姑も82歳になりましたし、そろそろ主婦業と仕事を兼任しなければいけない時期がきました。

姑のおかげで今まで仕事を続けてこれたので、何かあれば他人任せではなく「姑の世話は私がしよう」…と決めていました。

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ブランクが長かったので、毎日買い物に行き、寝る前に料理の本とにらめっこしています。昨夜はおでんでしたが、今夜は筍の煮物と煮魚。和食は難しいけど頑張ります!

2012/3/18 日曜日

姑との日々…

Filed under: 嫁・姑情報 — Reiko @ 13:04:57

年末から何度もぶり返していた風邪から、やっと開放されて仕事に没頭できると思った先月のこと、朝の6時過ぎに自宅にいる姑から電話がかかってきました。

「どうしよ! もうこんな時間なのに、まだ買い物に行ってへん! 晩ご飯どないしよ!」

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「え…? お姑さん、まだ朝の6時過ぎですよ」
「え…朝…? 今日は何月何日の何曜日や?」
答えると、午前中に老人会の会合があるのに、頭が朦朧として出席できないので、同席する人に連絡をしたい…と言うのです。
「こんな時間に電話をかけちゃダメですよ。相手の方に迷惑ですからね。あと1時間ほど待ってくださいね」

もう一度布団に潜り込みながら、嫌な記憶が蘇りました。

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今から30年前、実家の母親が脳梗塞で倒れた…という連絡が父から入りました。倒れた場所が階段の上だったので、そのまま階段を転げ落ち、大怪我を負って救急車で運ばれ、生死をさまよったものの何とか助かったのですが、退院後、早朝や深夜に頻繁に母から電話がかかってくるようになったのです。

「頭が朦朧として、今が朝なのか夜なのかわからない…」
何とか宥め、話し相手になっていたのですが、その時の母の症状と似ているのです。

母はまだ50代でしたが、運動障害や言語障害は免れたものの、脳梗塞のクスリを今も飲み続けています。

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主人に相談し、姑を病院に連れて行ってMRIで検査したところ、脳が壊死したところが4箇所白く映し出され、予想していた通り「脳梗塞ですね」と言われました。

「すぐに手術や入院が必要ですか?」
「まだ血液検査の結果が出ないと何とも言えませんが、今のところ大丈夫でしょう」

帰りの車の中で姑はクスッと笑いながら、私が外で待っている間に行った検査の様子を話しました。
「いきなり目の前にハサミとかセロテープとか5つほどの文具を広げてな、サッと隠して『今、目の前にあったものは何ですか?』って聞くんや。幼児の知能検査と一緒やな」

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その検査の2日後、今度は「首が痛くて回らない」というので、再度病院に付き添い、
レントゲンやCTスキャンで首から背骨を検査したところ、軟骨が無くなった背骨の部分が擦り合い、そこが腫れて痛みを伴っているのだとか…。

「人間ってこうやって少しずつ壊れていくんやな…」

週に2~3回の治療とクスリのおかげで、しばらく休んでいた夕飯の支度も何とか出来るようになりましたが、姑ももう80歳…。いつまでも若く元気でいられるとは限りません。

2010/10/21 木曜日

一日遅れの誕生日…♪

Filed under: 嫁・姑情報 — Reiko @ 0:07:21

昨日はお姑さんの誕生日でした。
でも仕事や私用で家族全員顔を合わせられなかったので、今日の夕飯はお寿司を注文してお祝いをしました。

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まだ70代の姑ですが、ここのところ歩く姿や階段を上がる後ろ姿を見ると、やっぱり歳を取ったなぁ…と感じます。小柄で痩せているので、曾孫たちを抱き上げるのも大変そうですし、もの忘れも多くなってきました。

でも、毎日自宅と仕事場の掃除や洗濯をしてくれますし、買い物に出かけ、昼食や夕飯も作ってくれます。

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その合い間に町内の老人会の会長をしているので、様々な行事や旅行に参加し、週に一回手芸教室を開いて、玄関先に飾る小物を少しずつ増やしています。

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私の母方の祖母も、私が生まれた時は姑と同じぐらいの歳でしたので、物心がついた時から「おばあちゃん」という風格の人でしたが、毎日喫茶店に出かけてコーヒーを飲み、ビーズ手芸が大好きで、私の成人の記念に「ビーズ編みの財布」を送ってくれました。

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93歳まで旅行に出かけ、家の階段で転んで足を骨折し、入院した時に胃がんが見つかって96歳で亡くなりましたが、クイズ番組でいつも私と答えを競い合う姑も、きっと祖母と同じように長生きしてくれるに違いありません。

私も負けないように仕事しなきゃなぁ…。

2010/8/21 土曜日

お姑さん復活~!

Filed under: 嫁・姑情報 — Reiko @ 6:02:39

ひと晩寝てスッキリしたお姑さんは、お盆にお供養にいただいたカステラを牛乳と一緒に2切れぺロリと平らげ、洗濯機を回している間にラジオ体操に出かけ、自宅と仕事場の掃除をした後ゴミ出しをし、開業時間を待って近所の行きつけの病院に行き、「ああ、多分夏バテでしょう。特に悪いところは無さそうなので、また具合が悪くなったらいらしてください」と診察されたとたん、そのまま美容院に直行し、帰りに道で出会った老人会の人達とあちこちでおしゃべりを交わし、昼食と夕飯の買い物をしながら、かなり気を良くして帰ってきました。

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元気になってくれて良かったァ~!
我が家では誰かひとりでも具合が悪くなると、仕事にも日常生活にも支障をきたしてしまいます。

特にお姑さんには長いこと自宅の家事を任せっきりなので、調味料も洗剤も、どこに何があるのかサッパリわかりません。

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しばらく溜まっている仕事に専念できそうです♪

2010/8/19 木曜日

夏バテ…?

Filed under: 嫁・姑情報 — Reiko @ 22:58:55

お姑さんが体調を崩してしまったので、昼食や夕飯の買い出しに出かけ、仕事の合い間に家事をこなしました。

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目が回って頭痛がし、食べた物を全部吐いてしまったそうで、たぶん夏バテだろうと思ったのですが、あいにく行きつけの病院が休みで、他の病院には行きたくない…と言うので、水分を摂って体を安静にしてもらい、明日の朝まで様子を見ることにしました。

先日実家の両親に会った時も感じたのですが、子供や孫が日に日に成長する分、親は日に日に老いていきます。思うように歩けなかったり、急にどこかが痛くなったり…。

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「主人の母親が入院しちゃって義父の面倒を看る人がいないもんだから、原稿を抱えて主人の実家と仕事場を行ったり来たりしているの」

数年前、同業者の友人の話を人事のように聞いていましたが、私にも近い将来、そんな日がやってくるような気がします。

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お姑さんには、まだまだ健康でいてもらわないと…。

2009/10/19 月曜日

お姑さんの誕生日…♪

Filed under: 嫁・姑情報 — Reiko @ 23:59:51

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今日はお姑さんの誕生日でした。

40代のうちに2人の孫のおばあちゃんになってから、子育てや家事、事務所の掃除や帳簿なども引き受けてくれ、そのおかげで今も私はこうして自分の原稿や会社の仕事だけに没頭出来るのです。

普段は主に和食を作ってくれるので、今日は洋食で誕生日祝いをしました。

私もいくつになっても肉をモリモリ食べられる、元気なおばあちゃんになりたいものです。

2008/10/19 日曜日

喜寿のお祝い…♪

Filed under: 嫁・姑情報 — Reiko @ 23:07:10

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今日はお姑さんの満77歳の誕生日なので、義姉夫婦やうちの家族が全員顔を揃え、お料理を自宅に運んでもらって「喜寿のお祝い」をしました。

77歳といっても、同居してから20年…自宅の家事は全部こなし、毎朝事務所の掃除やゴミ出しもし、老人会の会長、町内会の役員、区の役員を務めるかたわら、週1回手芸教室の講師を務める…という疲れ・病気知らずのモーレツおばあちゃんで、うちの娘たちはほとんどお姑さんに育てられた…と言っても過言ではありません。

8月に生まれたばかりの孫も、私や娘の手に負えない時も、このお姑さんに抱っこされると、まるで魔法にかけられたように「コテッ」とおとなしく寝てしまいます。

手芸ばかりでなく、洋裁も和裁も編み物も出来るので、うちの娘たちや私ばかりでなく、義姉たちも服の綻びや寸法の直しを頼みに持ってきます。そして僅かな時間でササッと直してしまうのです。

「あ…このミシン、もうあかんな。ジグザグ縫いが出来んようになってしもたわ」
先日ミシンを使っていたお姑さんがそう言うので、喜寿のお祝いに新しいミシンを買ってあげました。

義姉はタオル地で作った軽めのバッグを、うちの娘たちは扇子や手鏡や縮緬の風呂敷、スタンド付きのアルバムなどをそれぞれ贈り、どれも欲しかったものばかりだと、とても喜んでいました。

老人会で親しくしているお姑さんのお友達は、年明け早々「茶寿」(満108歳)を迎えますが、お姑さんも間違いなく「茶寿」を無事に迎えるような気がします。

2008/8/9 土曜日

アサガオ…

Filed under: 嫁・姑情報 — Reiko @ 0:21:45

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お姑さんが自宅のベランダで大事に育てているアサガオ…。
茎がかなり伸びているのに、まだひとつも蕾がついていません。

「これ、本当にアサガオですか?」
「そうや、葉っぱがアサガオやんか」

「アサガオの葉によく似た雑草もありますけど…誰かにもらったんですか?」
「いいや、前の公園の隅に葉っぱが出てたから、うちの鉢に植え変えたんや」

「本当にアサガオですか?」
「そうや、葉っぱがそうやんか」
「………」

2008/4/17 木曜日

巨大アザミ…!

Filed under: 嫁・姑情報 — Reiko @ 23:45:58

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さて…またまた花情報…。

うちの前の公園のまわりにも、近所の人が植えた可愛い花々が色とりどりに咲いていますが、うちの家と塀の隙間の前に、花がもう落ちた巨大な植物の鉢が置いてあります。どう見ても「可憐」という雰囲気ではありません。

お姑さんに
「あの鉢に植えてあるのは何の花ですか?」
と聞くと、
「ああ、あれはアザミや」
と言うのです。
「アザミ…? アザミってあんなに巨大になるんですか?」

「何年か前、花が終わった植木をそのままそこに置いといたら、いつのまにかアザミが育ってたんや。抜こう、抜こうと思いながら、そのままにしてたらあんなに巨大になってしもてな。でも、近所の子供たちが塀と家との間を通り抜けたり、かくれんぼに入ってくるから、そのままにしておくことにしたんや。アザミの葉の縁にトゲがあってチクチクするから、防犯にもなるやろ?」

なるほど…。
子供達も近づけないかもしれませんが、私も近づけません…。

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