元々スリムだった先住猫の「レオ」が、最近目に見えて太ってきたと思ったら、自分の餌に加え、仔猫用の「モモ」の餌をこっそり盗み食いしていたことが判明！

レオは仔猫の頃、あまりウェットフードを食べなかったのですが、モモが美味しそうに食べている姿を見て興味を持ち、モモが遊びに夢中になっている間に、食べ残しを食べてみたら美味しかったのか、子猫用のドライフードやミルクまで、きれいに平らげていたのです。

（仔猫ってすごい食欲なんだな～）
何も知らない私は一日に3食しっかり完食しているモモに驚いていたのですが…。
レオのお腹にズッシリついた贅肉と盗み食い現場を目撃してしまいました。

子猫用の餌は成猫用に比べ、味も良く栄養価も高いので、おやつ感覚で食べてしまうと肥満になってしまいます。糖尿病になる前にダイエットフードに切り替え、しっかり運動もさせなくちゃ…！

昨日は仕事納めでした。

5日締め切りの原稿のペン入れを進めつつ、OKが出たプロットのネームやアタリを進め、アシスタントさん達の仕事をタップリ作ってから、夕方「モモ」を連れて近所の動物病院に向かいました。

今月の10日に「モモ」と出会い、その日のうちに「猫エイズ」「白血病」「回虫」の検査をして、ノミ駆除をしてもらってから2週間以上経ち、爪もかなり伸びていたし、右目の上の薄毛が「カビ」や皮膚炎によるものかどうか、検査をしてもらうためです。

検査の結果、異常はありませんでした。
仔猫のうちは薄毛なのと、左目の周りは黒や茶色の毛が生えているのに、右目の周りは白い毛なので、地肌が透けてハゲて見えるのだとか…。

2回目の回虫駆除の薬を飲まされ、ついでに「3種混合ワクチン」（猫カシウイルス感染症・猫ウイスル性鼻気管炎・猫汎白血球減少症」の注射を打ってもらいました。

爪を切り、体重を量ったら1.14kg。
体長も2頭身から3頭身になりました。
驚くほどの食欲のせいか、たった19日で2倍以上に増えるなんて…。

「先住猫のレオ君も新しい猫が増えたことですし、今のうちに『3種混合ワクチン』の接種を受けておいた方がいいかもしれませんね」

そう言われ、モモを連れて帰ってから寝ているレオ君を起こし、キャリーに入れようとしたところ大暴れをして抵抗され、閉院時刻までに連れて行けませんでした。

明日は休診なので、明後日の午前中に再度挑戦しなくては…。

しばらく修羅場っていた主人の原稿がようやくアップしたので、洗って綺麗になった「モモ」ちゃんを、主人や下のスタッフに公開しました。

「モモという名前にしたんだけど…」
「モモ…？ ステラでええやん」
「ステラ…？」

（無関心を装っていたけど、そんな素敵な名前を考えてくれていたんだ…）
「ステラれていたネコやからな」
「……」

抱っこして撫でながら
「ミーミーじゃなくて、ビービー鳴くから『ビー』でもええな」
やっぱり「モモ」にしました。

何はともあれ、主人のお許しが出たので「モモ」はうちの仕事場で飼うことになりました。たまたま捨てられていた子猫でしたが、犬でもウサギでもカメでも鳥でも、うちの敷地内に入ってきた迷子の動物は、分け隔てなく保護していたと思います。

先住者の「レオ君」とは、最初のうちはドアの隙間からお互いを覗き、尻尾を膨らませて「シャーッ」と威嚇し合っていましたが、少しずつ冷静に観察し合いながら、その距離を縮めているところです。

8歳4ｹ月の「レオ君」がかなり甘えん坊になりました。

夜9時締め切りの原稿と、明日の朝締め切りのネームと原作の仕事が、何とか予定通りに上がりました。

アシさん達が残って仕上げをしている間に、猫好きの知人が持って来てくれた「ケージとトイレとベッド」をセットし、保護していた仔猫をシャンプーしました。

2日前に病院に連れて検査を受けた時、体中に大量のノミがいたので、駆除の薬をスプレーしてもらい、薬の効果が出るまでは抱かないようにして深めの段ボール箱に隔離し、身体や頭を撫でたあとは、石鹸でこまめに手を洗うようにしていたのです。

洗面器にぬるま湯を入れ、猫用の薬用シャンプーで洗い、すすぎのシャワーをかけると、あっという間に洗面器のお湯がグレーになりました。

2度洗いし、タオルと緩めのドライヤーで時間をかけて乾かすと、汚れと薬でべっとりしていたグレーの毛が真っ白に蘇り、ふわふわの綿帽子のようになりました。

初めてのシャンプーやドライヤーの音や温風にウットリと身を任せ、抱くことを解禁されたアシさん達に散々いじられ、摘ままれ、写メをカシャカシャ撮られても動じることのない、食欲旺盛な肝っ玉が据わった猫ちゃんです。

里親さんが見つかるまで「モモ」と呼ぶことにしました。
ただ眺めているだけで身も心も癒されます…。
まだ先住者の「レオ君」とは対面していませんが、何だかこのままうちで飼うような予感がします…。

先々週からの風邪をこじらせてしまい、少し良くなったとお風呂に入ったら熱をぶり返し、締め切りに追われて睡眠不足が続くとまたぶり返し…で、机に向かって毎日ネームやペン入れを進めているものの、日課になっていた犬の散歩を少しお休みしています。

犬たちの身体を足の間に挟みこんで、胴輪にリードを付ける作業だけ私がし、アシさん2人に2匹の犬を散歩に連れてってもらい、その間に犬の食器を洗って餌や水を入れておくのですが、自宅の家と塀の間に作った犬用のサンルームのドアが少し開いていたのかもしれません…。

おでこを冷やしながらペン入れを進めていると、散歩から帰ってきたアシさんが
「先生！ 大変です！ サンルームの中に仔猫がいます！」
と慌てて報告にきました。

犬たちに追い込まれ、サンルームの奥にある、エアコンの室外ユニットの下に潜り込み、恐怖で引きつりながら「ミー、ミー」泣いている仔猫を、別のアシさんが捕獲して仕事場に連れてきました。

受け取った拍子に指を噛んだり引っかいたりする元気な仔猫ですが、猫エイズや猫白血病のウイルスを持っていると、仕事場で飼っている猫のレオ君に移ってしまいます。

近くの動物病院で検査をし、それらに感染していませんでしたが、大量のノミを抱え込んでいたことがわかり、身体を消毒してもらったり、仕事場を掃除したり、仔猫用の餌を買いに行ったり…数時間の間アシさん共々仔猫に振り回されてしまいました。

ノミの卵が退治できるまで洗えないので、しばらく薄汚れたままですが、よく見るとなかなかの美少女（生後2ヶ月のミケのメスです）。よく食べ、よく甘え、よく眠ります。

しばらく保護しておりますので、欲しい方がいらっしゃいましたら連絡ください。

今日締め切りの原稿とプロットが何とか上がり、長女から送られてきた仔猫たちの写真を眺めながら、ちょっと癒されタイム…。

以前は「深夜の3時に寝て朝9時に起きる」…という夜型でしたが、最近「深夜1時に寝て朝7時に起きる」という朝型生活に変えてみました。

同じ睡眠時間でも、早起きすると朝ご飯がしっかり食べられますし、午前中の時間が長いと何だか得したような気分になり、頭も冴えて仕事が捗ります。

漫画家以外の友人と待ち合わせをする時、朝8時に○○駅に集合…なんてことになると、目覚まし時計を何個も仕掛け、いつも睡眠不足状態で慌てて出かけてましたが、今の生活リズムなら、もう少し早起きして出かけることも、そう苦ではなさそうです。

今月末まであと締め切りが3本…！
この朝型のリズムを崩さないように、毎日順調に仕事をこなしていけるといいのですが…。

夜10時過ぎ、長女が保護している子猫を2匹連れて仕事場にやってきました。

自宅の方に用があり、ついでに仕事場に寄ったのですが、用がすむまでの間仕事場に預けられた子猫たちは、うちのレオ君のキャットフードを食べ、レオ君のトイレでウンチをし、レオ君の玩具で遊んで暴れるだけ暴れ、ふと気がついたら姿が見えないので、必死で探し回ったら…本棚の一番下で2匹寄り添い、ウトウトと寝ていました。

「里親は決ったの？」
と聞いてみると、何人か名乗り出てくれたものの、もう可愛くて可愛くて手放す気は無さそうな雰囲気…。

名前もしっかり付いていました。

短毛のキジトラが「ピスモス」で、長毛のミケが「ケチャックス」だそうです。

…舌を噛みそうです。

長女が保護しているネコたちの動画が「You Tube」でアップされました。

http://www.youtube.com/watch?v=PRIKh43U8sw&feature=player_embedded

この可愛らしさは…もう「罪」です。

http://www.youtube.com/watch?v=s-mRkoNO7mc&feature=player_embedded

先日、雨がドシャドシャ降っていた夜のこと。
車の多い国道を走っていた長女の車の前に、黒い小さな影が2体…！

慌ててブレーキを踏んで外に出ると、雨に濡れた生後1ヶ月半～2ヶ月の仔ネコが2匹、体を寄せ合って道端に震えていたそうです。

そのまま放置していたら他の車に轢かれてしまうので、自宅に連れ帰って体を拭き、食べ物を与えて保護し、里親を探すことに…。

娘のところにはすでに2匹のネコがいますし、自宅に住む次女のところにも2匹の犬と赤ちゃんがいるので、事務所でレオくん1匹だけを飼っている私のところに可愛いネコたちの写真や動画が送られてきました。

でも、うちはお姑さんも主人もちょっとネコが苦手なので、レオくんも「長女が誕生日に買ってくれたから…」と説き伏せ、迷惑にならないようにしっかり躾け、自宅には絶対連れて行かないことを条件に、気を遣いながらやっと飼っている状態…。

みんなでネコを飼いたがっている友人に声をかけ、里親を探していたのですが…。
気がつけば長女のブログはネコ動画や写真で溢れ、すでに名前まで付けてすっかり心を奪われている様子…。

もう、2匹飼うのも4匹飼うのも一緒だよ！
たまには様子を見に行ってあげるからさ。

先日のことです。

テレビの情報番組で「室温の差が激しいと脳梗塞や心筋梗塞で倒れることがあるので、お風呂が沸いたら浴槽の蓋を開け、浴室内が十分あったまってから裸になってください」…と言っていたので、そのようにし、浴室内があったまるまでの間、仕事場でテレビを見て時間を潰しました。

もうそろそろいいだろう…と着替えを持って戸を開けると、2階の廊下と階段がビチョビチョではありませんか！

ひょっとしてレオ、はまった…！？
普段ネコのレオが浴室内の洗面器に溜めたお水を飲んでいるので、脱衣所のドアも浴室のドアも開きっぱなしにしているのです。

「レオ～！」
呼ぶと奥の部屋からちょこんと顔を出しました。
でも、どこも濡れた様子がありません。
（レオじゃないってことは…まさか旦那…？）

階段を下りて行くと、台所や脱衣所の床もビチョビチョで、足拭きマットがグチャグチャに乱れています。

「ンガァ～！」
と椅子に座ったまま寝ている旦那もどこも濡れていません。

「レオ～！」
もう一度レオを呼んだらすごい勢いで逃げ出したので、とっ捕まえたら首から下がビチョビチョでした。

うっかり首から下がはまり、42度のお湯にパニクった後、自力で浴槽から這い上がって暴れまくったのでしょう…。

しばらく浴室に近づくこともなく、私との信頼関係を取り戻すのに2日かかりました…。