引越しの準備を始めて1ケ月…。
そして3軒分の引越しが終了して10日目…。
朝7時から夜中の2時まで、天井近くまで積み上げられた段ボール箱をひとつずつ開け、要るものと要らないものを仕分けしながら、クローゼットや本箱、机の中などに順に並べ、ようやく生活や仕事が出来る状態になりました。
13年前に建てた二世帯住宅の「母屋」部分には姑ひとりが寝起きし、私と主人は3軒離れた事務所(新婚時代の自宅で、その後事務所用にリフォームした一軒家)にずっと寝泊りしていたのですが、今回初めて自宅に寝泊りし、その快適さに『何でもっと早くこちらに生活基盤を移さなかったのだろう…』と後悔しきり…。
かつては主人も私も仕事量が多く、深夜まで編集さんやアシスタントさんが出入りしていたのと、2時間おきに切なそうに鳴く老犬の介護をしている最中で、老人会の行事が多く、早寝早起きしている姑とは生活サイクルが合わなかったのです。
新しい仕事場は、かつて娘の家族が使用していた「離れ」の部分。
1階の13畳の居間が主人の仕事場で、2階のLDKと9畳の寝室が私の仕事場です。前の仕事場で飼っていた3匹のネコたちはこの部分で生活し、水場やトイレの設置が大変なので、当面「母屋」の方までテリトリーを広げさせないことに…。
そんな訳で、仕事場の隅っこに私のベッドを置き、3匹のネコたちは主にそのベッドにひしめき合って寝ています。
2台のパソコンやプリンタ、スキャナに囲まれ、トイレや洗面所・浴室の前を通って10畳ほどのLDKがアシスタントさんの仕事場。主人の仕上げもしているので、スクリーントーンのケースがいくつも並び、4人分の机を置くのはかなり大変でしたが、ビフォー・アフターの設計士になった気分で資料の本箱をパズルのように並べ、パソコンも1台設置できました。
生乾きの洗濯物は浴室の竿にかけて「乾燥」ボタンを押せば数十分で乾いてしまいますし、娘が置いていったドラム式洗濯機も使い心地満点です。
大雪のため引越しのスケジュールが大幅に狂ったうえ、東京でも長野でも雪かきに追われ、風邪で熱を出し、帯状疱疹を発病し(まだ痛みは消えていませんが…)、大変な1ヶ月でしたが、取り合えず落ち着いてホッ…!
今から明日締め切りのプロットとネーム、頑張ります!